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sima kim & american green『dorothy』デジタルリリース記念クーポンキャンペーン実施中! ~CHILL SPACE SV小松さんとのミニ対談&レーベルスタッフの施術体験記~

2017.01.17

オフィスビルに佇む“チルアウト”に包まれた癒やしの空間「CHILL SPACE」

 多くのビジネスマンが行き交う、渋谷のクロスタワー。その2Fに、音楽と香りに包まれた空間で心身を安らげてくれるスペースがある。リラクゼーションサロン「CHILL SPACE」である。
 ひと目で見渡せるほどの小規模なスペース。店舗の壁面に置かれたスクリーンには、木々や海をイメージさせる幻想的な映像が流れる。アンビエントやチルアウトのトラックが耳から染み渡る空間では、アロマの香りが心地よい刺激となり、安心してセラピストによるマッサージへ身を委ねられる。

 一般的には、リラクゼーションスペースの音楽というのはBGMである以上のイメージがない。しかし、この空間では、音と香り、マッサージのそれぞれが主役で、三位一体となり日頃から溜まった疲れをほぐしてくれる。

 今回、サウスコリア出身の新進気鋭な音楽プロデューサー・sima kimと多くのネットレーベルで活躍するアーティスト・american greenによるアルバム『dorothy』とのコラボレーション企画を実施。それに伴い、CHILL SPACEのスーパーヴァジング・ディレクターである小松ゆり子さんと、アルバムのレーベル「Wonderlight Records」のオーナーである小俣による対談を行った。

ユニセックスなスペースには空間そのものにも“チルアウト”を取り入れる

小俣(以下O):CHILL SPACEの開業は2013年12月3日ということで、まもなく3周年を迎えられますが、そもそもどういった経緯でオープンされたのでしょうか?

小松(以下K):母体が音楽レーベルで、以前から「SUMMER SONIC」などのフェスでセラピーブースを手がけているんです。実店舗が欲しいと考えていたところ、ちょうどお声がけ頂きスタートしました。マッサージ店やリラクゼーションスペースというのは、街中でもよく見かけますよね。でも、体をただメンテナンスするというだけではなく、音や音のある空間を重視して「セラピーに結びつけたい」という理念が大きなコンセプトにありました。

O:現在のスペース、その空間自体にコンセプトはあったのでしょうか?

K:オフィスビルの一角でもあるので、ユニセックス(男女兼用)な造りを意識しました。例えば、イメージでは男性向けの店舗ならば病院のような雰囲気、女性向けであればスパを思わせるウッディな空間と選択肢が限られていた気がするんですね。だから、男性も女性も入りやすく施術後にお客様がスタイリッシュに帰れるような、単なるリラクゼーションスペースというより「くつろげる」「落ち着かせる」という感覚を表す「チルアウト」という概念を体験して頂けるよう、チルカラーとなる白やシルバーを基調としました。

写真左から、CHILL SPACEのスーパーヴァジング・ディレクターを務める小松ゆり子さんと、Wonderlight Recordのオーナーである小俣奈緒子

O:空間そのものにもチルアウトを取り入れるというのは斬新ですよね。先ほど施術して頂き、単純に癒やされるというのではなく「音楽に包まれて癒やされる」という体験も初めての刺激となりましたが、小松さんの中に音楽へ対する何か特別な思いはありますか?

K:フェスなどへ参加する中で、音楽がある現場でのリラクゼーションの心地よさをセラピストとして味わっていたんです。通常の店舗でもヒーリングミュージックなどが流れていますが、あくまでもBGMとしての意味合いが強いですよね。でも、私たちの中には「いい音といいマッサージといい環境」を届けたいという思いがあり、音楽とセラピーを切り離したくないという考えがありました。

リラクゼーションはセラピストとお客さんによる一期一会の“セッション”

O:今回、Wonderlight Recordsの『dorothy』とコラボレーションを実現させて頂きましたが、セラピーとの相性をふまえる中でアルバムの印象はいかがでしたか?

K:リズムと人間の心拍数は共鳴していて、そこが合わさる時に初めて心地よさに変わると感じているんですね。今回のアルバムは、その点でもセラピーと上手く融合しているなと思いました。本来、言葉に引っ張られてしまうので、ヴォーカルの入った曲というのはあまり選ばないのですが、歌詞の一つひとつがネガティブでもないし、さりげなく耳から入る言葉で感情が良い方向にチューニングされる効果もあるように思えました。

O:制作者としてもうれしいですね。実際、セラピーを受けながら聴くのは初めてでしたが、耳から聴くだけでは気づけなかった“音の広がり”を感じられた気がします。元々、小松さんは私たちと同じく音楽レーベルでお仕事されていましたが、音楽を“届ける“立場から“活かす”という立場になった今、それぞれの共通点をどう感じられていますか?

K:レコード会社に8年在籍して、セラピストとしては5年ほど経ちますが、周囲からは「よくそんな転職したよね」と言われます。ただ、自分の中に共通するのは「エンターテイメントは癒やしである」という思いなんですね。たぶん根っから人間にとって心地よいものが好きで、その中で自然と“音楽”と体をほぐすという“リラクゼーション”、そして、アロマの“香り”が結びついた気もします。アーティストであれば、1曲ごとに現場の空気感を感じ取りながらオーディエンスとのコール&レスポンスを楽しむ。それが、私たちにとってはお客様の日々の疲れであったり、筋肉の張りを見きわめながら、一期一会に“セッション”を楽しむという部分ではないかと思っています。

O:どちらもまさしく“ライブ”というエンターテイメントのようにも思えますね。それでは最後に、12月3日に3周年、まもなく4年目を迎えようとしていますが、CHILL SPACEの展望をお聞かせください。

K:元々あるフェスでの経験や、現在も小規模なスペースで運営しているため、音と癒やしの空間をどこへでも届けられるのが強みなんですね。だから、現在の店舗はオフィスビルの立地からビジネスマンの方々が多く訪れますが、もっとたくさんの方々に色んな場所で体感して頂けるよう広げていきたいですね。私は音楽レーベルの人間として、スタッフもダンスを経験していたり、クラブ音楽になじみがあったりと、みんな“音楽”という共通の土壌があるんです。従来のリラクゼーションスペースにはなかった感覚を、多くの方に味わってほしいなと願います。

レーベルスタッフの施術体験記&制作後記

 今回実際に新作の『dorothy』の掛かる中、CHILL SPACEにて施術を体験させてもらって来ました。その際に1番に感じたことと言えば、思いのほかアルバムと空間や環境がマッチしているということでした!
 音源の制作には多少私も関わらせてもらいまして、その時は特にリラクゼーションや癒しを意識していることはあまりなかったと思いますが、アルバム内には実はラップの入ったトラックもありそのトラックへ初めhip-hop寄りのテイストのラップを乗せてこられたので、そちらを今作に合わせてやり直してもらう~ということはありました。笑
 またあまり気に掛けていなかったのですが、作品の全体を通じての心地よさや聴き易さといった点についてはマスタリングの際にお伝えしていたかもしれません。

 そして、今回の施術についてはあらかじめ体の疲れている箇所などを伝えマッサージをしてもらったのですが映像と音楽、香りも合わさり体のコリだけでなく心と体全体のコリをほぐし絆されるような、普段あまり味わうことの出来ないリフレッシュされる体験になりました。
 施術後の小松さんとの対談も、やはりリラクゼーションについてだけでなく音楽についても知っている方だったのでリズムや音域とマッサージの関連性についてなど面白いお話しを聞かせていただいて、貴重な経験でした。
 ぜひこちらを読んで下さっている方にもキャンペーン中、期間以降もおそらく今作が店内で掛かる機会があるかと思いますのでドロシーの、もしくは自身をめぐる旅に出るかのような心地良い体験を味わってもらえたら嬉しいです。普段オーディオの前で聴かれている時とは、また違ったひと時を過ごすきっかけになるかもしれません。

■ リラクゼーションスペース「CHILL SPACE」
〒150-0002 東京都渋谷区渋谷2-15-1 渋谷クロスタワー2F
営業時間:11:00〜20:00(最終受付け 19:30)
定休日:土日祝
TEL:03-3400-1620
http://chill-space.com

Edit/Writing:Syuhei Kaneko , Naoko Omata
Photo:Ai Yoshihara